トランプが任命した高官が反逆罪で逮捕
ワシントンの「ディープ・ステート」問題は終わっていない
フロリダ州コーラルゲーブルズで、元司法省高官スティーブン・ボイドが反逆罪の容疑で逮捕されたという報道が出た。
報道によれば、ボイドはトランプ政権時代に司法省で要職を務めていた人物であり、表向きは保守派の法律家として知られていた。しかし、JAG(米海軍法務監察部)の捜査では、民主党関係者と連携し、トランプ大統領を政権から排除する計画に関与していた疑いがあるとされている。
もしこの報道が事実であれば、それは単なる汚職事件ではない。
アメリカ政治の中枢に存在すると長年指摘されてきた「ディープ・ステート」問題の核心に触れる事件である可能性がある。
保守派の中に潜む内部工作
ボイドは2017年にトランプによって司法省の高官に任命された。
当時の経歴を見る限り、典型的な保守派のキャリアである。
・共和党政治家のスタッフ
・保守政策の推進
・トランプ政権の法務チーム
しかしワシントンでは、表向きの政治的立場と実際の行動が一致しないケースが少なくない。
トランプ政権の期間中にも、政権内部から政策を妨害する人物が存在していたという証言は数多く出ている。
いわゆる
「内部からの抵抗(Resistance)」
である。
トランプ政権が直面した見えない戦い
2016年の選挙以降、トランプは単に民主党と戦っていたわけではない。
彼が直面していたのは
・官僚機構
・情報機関
・ワシントンのロビー団体
・メディア
などの巨大なネットワークだった。
これを支持者たちは
ディープ・ステート
と呼んでいる。
この言葉を陰謀論と呼ぶ人もいるが、ワシントンの政治文化を長く見てきた人々にとっては、決して新しい概念ではない。
なぜこの事件が重要なのか
今回の事件が注目される理由は、ボイドが
トランプが任命した人物
だったことである。
つまり問題は単純な政党対立ではない。
ワシントンの権力構造の中では
政党
官僚
ロビー
情報機関
が複雑に絡み合っている。
そのため、政治家が誰であっても、内部からの妨害が起きる可能性がある。
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